金魚の気になる酸欠症状と原因・改善するための対処法
2017/03/09

金魚を飼っていると、水面で口をパクパクしていることがあります。
お腹が空いているのかなぁと何とも微笑ましくなりますが、実はそのパクパクは金魚の酸欠症状かもしれません!
意外な原因で陥る金魚の酸欠状態…金魚の健康を維持するためにも、飼育のポイントを押さえて日頃から金魚の状態をチェックしておきましょう!
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
90cmの水槽の立ち上げ手順と押さえておきたいポイント
魚の飼育をしていると、魚の成長に合わせたり、規模を大きくした...
-
-
crp値が高い!ツライ下痢症状が続く関係と対処法
ツライ下痢症状が続く時、病院を受診するとcrpの検査をするこ...
-
-
抗うつ薬の服用で肝臓に与える影響と薬の副作用について
うつ病治療で薬を服用していると、うつ病の症状は快方へと向かい...
-
-
最短で取るなら…車の免許取得にかかる期間を徹底検証!
車の免許を取得するのにはある程度の期間が必要です。 忙しい...
-
-
ママとのふれあい!赤ちゃんに適したおんぶのやり方
赤ちゃんのお世話をしていると、なかなか家事が進まない…と感じ...
-
-
大学の奨学金受給のための条件と親の年収の関係について
大学の奨学金は先進国の多くが給付型を実施する中、日本はなかな...
-
-
お肉の冷凍方法~買ってそのままはNG!?保存のポイント
お肉が特売になっていたらついつい多めに買って、冷凍保存してい...
-
-
重度の貧血状態に…ヘモグロビン数値が6.8って低すぎ!
何だかフラフラとめまいや立ちくらみが続いている時、ヘモグロビ...
-
-
片耳難聴の原因はイヤホンかも!気になる症状と対処法
最近はスマホなどでも気軽に音楽を楽しめるようになり、イヤホン...
-
-
名古屋から伊勢神宮へアクセス!高速ルートのポイント
週末トリップにオススメの伊勢神宮。 今回は名古屋からのアク...
-
-
便に白いものが混じる…。病気なの?!何が原因?!
自分は元気!と思っていても、身体は素直です。 寒気がある、...
-
-
2歳頃の平均的な足のサイズ〜結構重要!靴選びのポイント
2歳頃になると自分の力で歩いたり、走ったりと行動範囲が広がり...
-
-
26歳の貯金事情!貯蓄額500万ってどう?リアルな実態
何が起こるかわからないこのご時世、何かあった時に対応できるよ...
-
-
飲酒運転と罰則~交通違反の通知後にすべきことと注意点
飲酒運転の取り締まりが強化される一方、なかなか検挙数が減らな...
-
-
犬の散歩と服装選びの重要性!防寒・防暑対策とは…
犬に洋服を着せることには賛否両論あるようですが、犬の服装には...
-
-
公務員の説明会で質問すべき事柄と他者と差をつけるポイント
就活中の公務員の説明会で質問した方が有利になる…なんてことが...
-
-
広告デザインは手書きがオススメ!?効果的に印象付けるコツ
街角で配られるものやポストの中、私たちの生活にはたくさんの広...
-
-
男性の理想的なウエストサイズとモテる男のカラダづくり
男性は女性に比べ内臓脂肪がつきやすいと言われ、メタボリックシ...
-
-
しっかり自己防衛!電動自転車のバッテリーの盗難防止方法
モーターの力で快適に走行できると人気の高い電動自転車。 し...
-
-
夫婦生活が減っちゃった!子供が生まれてかわる夫婦のカタチ
どんなに仲が良かった夫婦でも、子供ができるといろいろなことが...
スポンサーリンク
この記事の目次です
金魚が水面で口をパクパク…それって酸欠症状かも!
水中が空気不足!口の動きで酸素を送っている!
金魚は通常、水中で酸素を補給し生活しています。
水中の酸素は水草や水槽用のポンプ(エアレーション)などを使うことで補うことができますが、これらがない場合で飼育しているケースも多いはず。
そうなると水中の酸素が不足してしまうため、金魚は空気のある場所へやってくるのです。
水面には空気中の酸素が溶け込んでおり、水中に比べると酸素濃度は高くなります。
そこで口をパクパクさせることで水面を揺らし、水と空気とを接触させると酸素が溶け込む量も増えてきます。
そうやって酸素が溶け込んだ水から、補給を行っているのです。
引用元-金魚は水面で口をパクパクしているのはどうして?|「マイナビウーマン」
空気不足を放っておくと金魚はどうなる?
飼育環境が改善されない場合は、頻繁に金魚が水面で口をパクパクさせることになりますが、個体によっては病気になってしまう可能性もあります。
普段と様子が違うと感じたら、すぐに対応できるようにしておきましょう。
引用元-金魚は水面で口をパクパクしているのはどうして?|「マイナビウーマン」
金魚の酸欠症状は気温の上昇でも引き起こされる!
気温上昇が原因といっても、ただ単に水温が上がったから、ということではありません。
金魚は1日の中で自然に上昇する変化であれば、38℃ぐらいまでなら、耐えてくれます。
問題は、水温上昇による水中の酸素濃度の低下で、おそらく死因は酸欠と考えられます。
水は温度によって酸素が溶け込む量が変わります。
水温が低いほうが、溶け込む酸素量が多く、高くなるほど少なくなります。
酸素を使うのは金魚だけでなく、金魚が出す有害な汚れ無害なものに変えてくれるバクテリアも使います。
餌をしっかりやり、それによって排泄物が増えると、分解するためにバクテリアが活動し酸素を使うのです。
ですから、エアレーションをしていたものの、適切な量でなかったため、また、水量に対して、飼育する金魚の量が多かったため、そして、その環境でしっかりと餌を与えていたことで、そこに水温の上昇が直撃し、酸欠を引き起こしたのです。
季節の変わり目で、水温が大きく変化する際は、そのあたりの環境を調節しなければなりません
引用元-金魚の突然死その原因は?(酸欠編) | 金魚村のゆかいな仲間たち
金魚に酸欠症状がみられた時の対処法
金魚は水中の酸素をエラから取込み呼吸しています。
水中に酸素が豊富にある状態では、水中を悠々泳ぎながら酸素を体内に取り込んでいます。
ところが水中の酸素が不足してくると、金魚は酸素を求めて酸素濃度の高い水面近くへ上がってきます。
水中に含まれる酸素は、その大部分が空気と接する水面から取り込まれるといわれています。
このため水面付近の酸素濃度は水中より高く、金魚はその酸素を求めて水面にやってくるわけです。
ちなみに口をパクパクしているのは、口から酸素を取り入れているわけではなく、水面を揺らすために行なっているといわれています。
水面を揺らすことで水面の表面積が増えるので、大気中の酸素が水中へ溶け込みやすくなります。
そして金魚は水面から溶け込んだ酸素をエラを介して体内に取り込んでいるのです。
これは金魚などの魚が生まれながらに持ち合わせている知恵でもあり、改めて自然の生物の神秘さには驚かされます。
なお、こうした酸欠状態を解消するためには、エアポンプを用いて水中に空気を送り込むことが効果的です。
エアレーションを行なうことにより水面を揺らして表面積を増やし、気泡の流れで飼育水をゆっくり循環させます。
こうすることで、水面から酸素が水中に溶け込みやすくなり、酸欠を防ぐことができます。
引用元-金魚が口をパクパクする理由。金魚のパクパク心理を知ろう
金魚の酸欠症状を予防するための水換えの目安
飼育を開始すれば、毎日の給餌と伴う排泄、藻、コケ、アオコの発生等で悪化が進みますから飼育水は時間が経つに連れ汚れが進みます。
従って状況に応じて手遅れにならないタイミングで水替えが必要なります。
では、その水の悪化を判断する判り易い幾つかの信号があるので、それを紹介しましょう。1.エアレーションの泡がサッと消えないで長い間残る。
2.透明感のない白っぽい濁りが出ている。
3.金魚が餌を欲しがるでもなく盛んに水面でバクバク鼻上げをしている。
4.金魚が水面近くの水槽の壁面付近に揃って集まり、ボーっと力なく漂っている。
5.水が、急激に白く濁った。(餌の残りや排泄物で有害なバクテリア、アンモニア発生の信号です。)以上5項目が注意信号、直ぐに水替えが必要なサインです。
これらの信号は、毎日注意して金魚の動き、体表の異変等を観察・チェックをしないと、見逃してしまいますのでしっかり見てあげましょう。
そして、この5項目の現象が見られた時は、迷わず即、水替えをして下さい。
翌日に延ばしてはいけません。
また、体表に炎症が出たり、いつもより元気が無い様な時も危険信号です。
水質悪化が進んでいる事が考えられます。
その場合も、直ちに水替えを行い、元気のない(病気)金魚は別の水槽に隔離して薬浴を行いつつ様子を見ながら、元気が出るまで数日間餌を抜いて治療してあげる事をお勧めします。
引用元-Aquarium Guide | 金魚 – 金魚飼育の極意
金魚が口をパクパクするのは酸欠症状以外の原因も…
単純に餌が欲しいとねだっている場合・または癖になっている場合
金魚が飼い主に餌が欲しいとねだっている場合の鼻上げは見ていて可愛いものです。
金魚は胃が退化していて満腹感がないとも言われていますので、元気な金魚なら常に餌を欲するような状態です。
餌を与えれば与えるだけ食べようとするのが金魚ですので、対処法としては餌は量を決めて与える、決まった時間で食べきれる量だけ与えるということを心がけて下さい。
引用元-金魚が水面で口をパクパク?鼻上げは緊急事態かも? | 本日も金魚日和
亜硝酸濃度が高くなっている・水質の悪化・アンモニア中毒
亜硝酸濃度というとわからない人も多いと思いますが、水中のバクテリアがアンモニアを分解する際に作り出す物質が亜硝酸で、その亜硝酸が多くなっている状態が亜硝酸濃度が高くなっているという状態です。
酸素は血中のヘモグロビンと結合して全身に送られていきますが、亜硝酸もヘモグロビンと結合しやすい為、結果、酸欠のような症状がでて金魚が鼻上げを始めるという理由です。対処法は水換えによって、水中に溶け込んだ亜硝酸を排出することです。
バクテリアができていれば亜硝酸を硝酸塩に分解してくれるのですが、硝酸塩も毒性が低いとはいえ、水中に溜まり続けますので水換えの必要性はでてくるでしょう。
硝酸塩は、水草など植物が肥料として多少取り込んこんでくれますがやはり完全とはいえないので水換えはするべきです。もうひとつのアンモニア中毒のアンモニアは金魚の糞など排泄物や食べ残した餌から発生します。
アンモニアは毒性が高く水中のアンモニア濃度が高くなってくると鼻上げを始める場合があります。
引用元-金魚が水面で口をパクパク?鼻上げは緊急事態かも? | 本日も金魚日和